25日、大井競馬場で22桃花賞(3歳牝・準重賞・ダ1600m・1着賞金650万円)は、好スタートから先手を取ってレースを進めた今野忠成騎手騎乗の6番人気ラインブレイカー(牝3、大井・荒山勝徳厩舎)が、道中3番手を追走し、4コーナーで2番手に押し上げて前を追った1番人気クールフォルテ(牝3、大井・福田真広厩舎)をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分42秒7(良)。
さらに2馬身差の3着には9番人気リンカイテン(牝3、大井・橋本和馬厩舎)が入った。2番人気に推されていたコスモポポラリタ(牝3、大井・宗形竹見厩舎)は15着に、3番人気に推されていたレディオスター(牝3、船橋・矢野義幸厩舎)は6着に終わった。
ラインブレイカーは父リアルインパクト、母ラインダール、その父クロフネという血統。前走、昨年暮れの東京2歳優駿牝馬(SI)に挑戦し、着外に終わっていたが、ここは自分の形に持ち込んで勝利した。通算成績はこれで5戦2勝。
なお、1、2着馬には2月23日浦和競馬場にて行われる第14回ユングフラウ賞(SII)の、1着馬には3月17日浦和競馬場にて行われる第68回桜花賞(SI)の優先出走権が付与された。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)