【根岸S 血統データ分析】昨年はロードカナロアが初制覇、初出走の種牡馬にもチャンスあり

2022年01月27日 18:10

このレースでの好走実績が光るゴールドアリュール産駒

 30日に東京競馬場で行われる根岸S(4歳上・GIII・ダート1400m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる3回の馬券絡みがゴールドアリュール。2回でネオユニヴァース、Spring At Last、プリサイスエンド、キングカメハメハ、Tapitが続く。なお、データ集計期間外も含め、現行コースの根岸Sで2頭以上の勝ち馬を出した種牡馬はプリサイスエンドに限られる。

 初出走となるトビーズコーナー産駒には上位人気と目されるソリストサンダーが該当。東京ダート1400mにおける種牡馬成績は[4-4-2-29]となり、連対例はいずれも1勝クラス以下の平場戦に限られる。ただし、特別戦には延べ5頭の出走例しかなく、19年富嶽賞ではコスモビスティーが12人気3着と波乱を演出していたことは気に留めておきたい。

 ヘニーヒューズ産駒は[1-0-0-3]。16年モーニンが1人気に応えて勝利しており、同馬は勢いそのままに次走フェブラリーSでGI制覇も達成。なお、勢いという意味では20・21年と2年連続でJRAダートリーディングサイアーを手中に収めている種牡馬実績にも気を配りたい。今年はゲンパチフォルツァ、スマッシングハーツ、タガノビューティー、フルデプスリーダー、レピアーウィットの5頭が特別登録している。

 初出走となるアイルハヴアナザー産駒はオメガレインボー、サヴァの2頭が特別登録。同種牡馬の当該コース成績は[5-1-4-88]、好走例はいずれも1勝クラス以下の平場戦となり、2勝クラス以上または特別戦では[0-0-0-15]といまだ馬券に絡めていない。

 ゴールドアリュール産駒は[1-1-1-6]。12年1着、14年3着とシルクフォーチュンがリピート好走するほか、18年サンライズノヴァがハナ差2着と勝ちに等しい内容で好走。最多となる好走実績はぞんざいに扱えないだろう。今年はリアンヴェリテが出走を予定している。

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