デビュー2連勝で共同通信杯を制したダノンベルーガ(撮影:下野雄規)
13日、東京競馬場で行われた共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)は、中団からレースを進めた松山弘平騎手騎乗の3番人気ダノンベルーガ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、直線で外から突き抜け、2着の1番人気ジオグリフ(牡3、美浦・木村哲也厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒9(稍重)。
ダノンベルーガはこれでデビュー2連勝。グレード制が導入された1984年以降、史上8頭目の、無敗での共同通信杯制覇となった。過去7頭中、ビゼンニシキとフサイチホウオー以外の5頭が、のちにGI制覇を果たしている。
【無敗の共同通信杯覇者】
1984 ビゼンニシキ 4戦目
1985 サクラユタカオー 3戦目
1998 エルコンドルパサー 3戦目
2007 フサイチホウオー 4戦目
2015 リアルスティール 2戦目
2019 ダノンキングリー 3戦目
2021 エフフォーリア 3戦目
2022 ダノンベルーガ 2戦目
※1998年はダート変更により格付けなし