【フェブラリーS 血統データ分析】好走数で一線を画すゴールドアリュール

2022年02月17日 17:30

このコースで不振傾向のクロフネ産駒だが、ソダシはデータを覆せるか

 20日に東京競馬場で行われるフェブラリーS(4歳上・GI・ダート1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる8回の馬券絡みがゴールドアリュール。次点で4回のキングカメハメハが続き、2回がトワイニング、マジェスティックウォリアー、シニスターミニスター、カリズマティックとなっている。

 ゴールドアリュール産駒は[3-4-1-12]。14・15年とコパノリッキーが史上初の連覇を達成するほか、17年ゴールドドリーム、データ集計期間外にも10年エスポワールシチーが勝ち馬として名を連ねている。リピート好走が多いことも特徴のひとつで、エスポワールシチーは8歳となった13年にも9人気2着と奮闘していた。今年はサンライズノヴァが出走予定。

 American Pharoah産駒は[1-0-0-0]。産駒初出走となった昨年はカフェファラオが1人気に応えて快勝。同馬は東京ダート1600mで3戦3勝と底を見せておらず、今年もディフェンディングチャンピオンとして2連覇を目論む。なお、同種牡馬の下級条件を含めたコース成績は[5-1-0-11]、勝率29.4%・複勝率35.3%となっている。

 キングカメハメハ産駒は[0-2-2-8]。勝ち馬こそ出せていないものの、14年にはホッコータルマエとベルシャザールが2・3着で入線するほか、近年も18年レッツゴードンキが10人気5着、19年ユラノトが8人気3着、21年エアスピネルが9人気2着と上位を賑わせている。今年はエアスピネル、ダイワキャグニーの2頭が出走予定。

 クロフネ産駒は[0-0-0-4]。16年ホワイトフーガが5人気10着、18年テイエムジンソクが2人気12着と上位人気馬でも二ケタ着順と苦戦しており、父系をDeputy Minister系と広げても[0-0-0-7]と好走例がない点は気になるところ。今年はソダシの動向が注目される。

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