現地時間20日、香港のシャティン競馬場でG1・クイーンズシルバージュビリーカップ(3歳上・芝1400m・8頭立て)が行われた。
道中は中団の内を進んだ4番人気ウェリントン(Wellington、セ5、A.バデル騎手)が、直線で外に持ち出されると鋭く脚を伸ばし、さらに外から追い込んだ5番人気カーインスター(セ7、M.チャドウィック騎手)の追撃も寄せ付けず、3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分23秒53(稍重)。
前走スチュワーズC(香G1)でゴールデンシックスティの連勝を止めた1番人気ワイクク(セ7、Z.パートン騎手)は、勝ち馬から1.1/4馬身差の3着だった。
ウェリントンは、父がデインヒル系のAll Too Hard、母Mihiri、母の父More Than Readyという血統。香港のR.ギブソン厩舎の管理馬。重賞は昨年のチェアマンズSP(香G1)以来の2勝目で、通算成績は14戦8勝。
※馬齢は現地表記に準ずる。