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浅見師 03年阪神JF低評価覆してのワンツーフィニッシュ「きのうのことのように思い出す」

2022年02月25日 09:30

 熱い思いを口にした浅見師

 春は旅立ちの季節だ。2月末、東西の調教師が引退する。長くもあり、短くもあったトレーナー人生-。刻一刻と迫る最後の週末に向けて、胸の内を語った。

 引退を目前に控える浅見師の目には、一点の曇りもなかった。「長くやらせてもらいました。面白い仕事でした。周りの人にお世話になったし、有り難かった」。歩んできた競馬人生を振り返り、かみしめるように言葉を紡いだ。

 92年の開業後、21年間で665勝を積み上げた。98、18年の天皇賞・春をメジロブライト、レインボーラインでV。06年菊花賞をソングオブウインドで制すなど長距離戦線で活躍した馬が目立つ。それでも、師にとっての特別なレースは03年阪神JFだという。

 単勝6番人気のヤマニンシュクル、同10番人気のヤマニンアルシオンが、世間の低評価を覆し、堂々のワンツーフィニッシュ。「きのうのことのように思い出します。同一馬主でね。母系もいい馬で、自分で選んできて、(馬主に)お願いした馬だった。思い入れ深いです」。懐かしさとうれしさを込めて語る。

 水曜の調教では自ら騎乗し、栗東坂路を駆け上がった。「救急車が来たら迷惑が掛かるから、必死につかまった」とおどけるが、ケイコをつけたのは愛弟子の鮫島駿が土曜小倉2Rで騎乗するヤマニンサルバム。「もうひと皮、ふた皮むけたら国内でも指折りの騎手になると思う。ずっと応援していくつもり」。これも浅見師なりの最後の愛情表現だろう。

 「コロナが終わって、落ち着いたら競馬場に足を運んで歓声を上げたいね」。調教師人生に別れは告げるが、競馬への思いはこれからも変わらない。

 ◆浅見師・戦歴 98年天皇賞・春=メジロブライト、03年阪神JF=ヤマニンシュクル、06年菊花賞=ソングオブウインド、08年桜花賞=レジネッタなど重賞27勝(うちG15勝)を含むJRA通算665勝

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