【サウジC諸競走】ルメール無双だ!“日本のエース”大暴れ4勝「アンビリーバボー」

2022年02月28日 12:14

 クリストフ・ルメール

 「サウジCデー諸競走」(26日、キングアブドゥルアジーズ)

 “日本のエース”が海外の舞台で大暴れだ。開幕戦のオーソリティなど計5頭に騎乗したC・ルメール騎手(42)=栗東・フリー=が4勝、3着1回と圧巻の手綱さばき。中東の地で強烈な輝きを放った。

 22年ここまでJRA重賞未勝利のうっぷんを晴らすかのごとく、ルメールが遠く中東の地で無双と化した。日本勢の先陣を切ったのはオープニングレースのネオムターフC(芝2100メートル)に出走した昨年のジャパンC2着馬オーソリティ。キャリア初となる逃げの手に出ると、最後までライバルを寄せつけず圧倒した。

 この勝利で一気に勢いが加速。続く2R1351ターフスプリント(芝1351メートル)をソングラインで差し切りVを決めると、3RレッドシーターフHC(芝3000メートル)では、18年京都新聞杯以来、およそ3年10カ月も勝利から遠ざかっていたステイフーリッシュまでも勝利へと導き、開幕3連勝で世界の競馬ファンを魅了した。

 6Rサウジダービーのコンシリエーレこそ、惜しくも3着に敗れたが、7Rリヤドダートスプリントでは初コンビとなったダンシングプリンスを華麗にVへとエスコート。この日4つ目の重賞タイトルを手に入れ、4本指を立てながら「アンビリーバボー(信じられない!)」と喜びを爆発させた。

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