22日、京都競馬場で行われた
アンタレスS(4歳上、GIII・ダート1800m)は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気
ワイルドワンダー(牡5、美浦・久保田貴士厩舎)が、中団追走から直線で抜け出し、2番人気
キクノアローに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分49秒9(良)。さらに3馬身差の3着には1番人気
メイショウトウコンが入った。
勝った
ワイルドワンダーは、父ブライアンズタイム、母がJRA6勝の
ワルツダンサー(その父サンデーサイレンス)という血統。04年7月にデビューし、2戦目(東京・ダート1400m)で初勝利を挙げるとその後もダート戦線で活躍。前走のコーラルSなど2度のオープン勝ちがあり、今回が2連勝での重賞初制覇となった。通算成績15戦7勝(重賞1勝)。
鞍上の岩田康誠騎手は、
ディアデラノビアで制した京都牝馬S(GIII)に続くJRA重賞制覇で今年3勝目(通算8勝目)。管理する久保田貴士調教師は02年の開業以来、初のJRA重賞制覇となった。