【弥生賞】マテンロウレオ さらに上昇 昆師大きな信頼「恥ずかしい競馬はしない」

2022年03月03日 12:16

 栗東坂路でマテンロウレオ(手前)は伸びやかな走りを披露した

 「弥生賞ディープ記念・G2」(6日、中山)

 きさらぎ賞を制したマテンロウレオは栗東坂路で2日、さらに上昇した姿を披露。重賞連勝へ充実ぶりを強調した。

 何かを足す必要はない。望んだのはあくまで自然体。マテンロウレオは、そんなトレーナーの意思を体現する形で栗東坂路を駆け上がってきた。スカイフォール(3歳1勝クラス)と併せ馬を行い、最後に軽く促すと想定していた通りに併入でフィニッシュした。

 刻んだラップは4F55秒7-39秒7-12秒3。昆師は「坂路はあまり走らないタイプですが、1週前に自己ベスト(4F51秒6)が出ました。状態は上がっていますし、パワーアップもしているのでしょう。先週で確認できているので、今週はあまり出さないようにしました」と納得の表情で話した。

 1週前の段階で状態を見極め、導き出したメニューをしっかりとなぞってスタンバイ。あくまでトライアルではあるが、「恥ずかしい競馬はしないでしょう」と指揮官は大きな信頼を寄せる。そして「皐月賞につながる競馬ができれば」と続けた。きさらぎ賞を制した厩舎期待のハーツクライ産駒が、『成長』をキーワードに王道を行く。

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