シャトル種牡馬として豪に多くの産駒を送り出しているモーリス(撮影:田中哲実)
3月5日にフレミントン競馬場で行われるオーストラリアンギニー(3歳・G1・芝1600m)。同レースの出走馬が確定し、ディープインパクト産駒1頭、モーリス産駒3頭が名を連ねている。
ディープインパクト産駒からは、プロフォンド(Profondo、牡3、R.ドラン騎手)が出走。同馬は父ディープインパクト、母オネスティープリベールズ、母の父Redoute's Choiceという血統の豪州産馬。
豪・ゴールドコーストイヤリングセールにて、同セール最高額の190万豪ドル(当時のレートで1億4000万円超)で落札された高額馬。昨年10月に豪G1・スプリングチャンピオンSでG1初制覇を果たしている。
モーリス産駒からは、ヒトツ(Hitotsu、牡3、J.アレン騎手)、シャープレスポンス(Sharp Response、牡3、B.メルテンス騎手)、モーリスズミダッド(Maurice's Medad、牡3、J.パー騎手)の3頭が出走。
注目はG1ウィナーのヒトツ。同馬は父モーリス、母Love is Fickle、母の父Redoute's Choiceという血統の豪州産馬。昨年10月の豪G1・ヴィクトリアダービーでG1馬の仲間入りを果たした。
英ブックメーカー『bet365』のオッズでは、3日時点でプロフォンドが5.4倍の1番人気。5.6倍の2番人気にヒトツが続いている。
※馬齢は現地表記に準ずる