第二の馬生を歩むブラストワンピース(写真提供:ノーザンホースパーク)
2018年の有馬記念を制し、今年1月に競走馬登録が抹消された
ブラストワンピースが北海道苫小牧市のノーザンホースパークに到着した。今後は乗馬として第二の馬生を過ごす予定。
ブラストワンピースは父
ハービンジャー、母ツルマルワンピース、母の父キングカメハメハという血統。
2018年のクラシック戦線で支持を集めるも、東京優駿で5着、菊花賞で4着と惜敗。しかし続く同年の有馬記念でダービー馬
レイデオロや菊花賞馬
キセキなど実績馬が揃う中、唯一の3歳馬ながら鋭い差し脚でGI初制覇。その実績が認められ、同年のJRA最優秀3歳牡馬を受賞した。
その後も競走生活を続け、GIIを2勝、凱旋門賞挑戦などの実績を積み上げたが、昨年の札幌記念5着の後に右前球節を痛め、その後も状態が回復せず引退が決まった。獲得賞金は5億8942万1000円、通算戦績は18戦7勝(うち海外1戦0勝)。
※現在は一般見学不可