サンデーTC

【フラワーC】スタニングローズがV、“薔薇一族”ローザネイ牝系10年ぶり重賞制覇

2022年03月21日 18:57

ローズバドの孫、“薔薇一族”スタニングローズ(撮影:下野雄規)

 21日、中山競馬場で行われたフラワーカップ(3歳・牝・GIII・芝1800m)は、好位のインで脚を溜めていった川田将雅騎手騎乗の2番人気スタニングローズ(牝3、栗東・高野友和厩舎)が、直線でスムーズに追い出され、抜け出していた9番人気ニシノラブウインク(牝3、美浦・小手川準厩舎)をゴール前で差し切って、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒5(良)。

 スタニングローズは父キングカメハメハ、母ローザブランカ、母の父クロフネ、母の母ローズバドという血統。

 同馬の4代母ローザネイから派生する“薔薇一族”は、ローズキングダムの2011年京都大賞典(後藤浩輝騎手)以来、10年5ヶ月ぶりのJRA重賞制覇。重賞通算20勝目。橋口弘次郎調教師(2016年引退)の管理馬以外では初のタイトル獲得となった。

【薔薇一族のJRA重賞勝ち馬】
◆ローザネイの子世代
ロゼカラー:1995年デイリー杯3歳S
ロサード:1998年新潟3歳S、1999年京阪杯、2001年小倉記念、2002年オールカマー、2003年小倉記念
ヴィータローザ:2003年ラジオたんぱ賞・セントライト記念、2006年中山金杯

◆孫世代
ローズバド:2001年フィリーズレビュー、2003年マーメイドS
ローゼンクロイツ:2005年毎日杯、2007年中京記念・金鯱賞

◆曾孫世代
ローズキングダム:2009年東スポ杯2歳S・朝日杯FS、2010年神戸新聞杯、2010年ジャパンC、2011年京都大賞典

◆玄孫世代
スタニングローズ:2022年フラワーC

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