【地方競馬】船橋の名伯楽・出川克己師が引退 アブクマポーロなど名馬を輩出

2022年03月25日 21:05

引退する船橋の名伯楽・出川克己調教師

 南関東競馬を代表する名伯楽・出川克己調教師(68)=船橋=が25日、引退を迎えた。96年5月開業から最後の出走馬となった9Rキトゥンズルンバ(5着)までの地方競馬での通算成績は3430戦して1着783回、2着548回、3着407回。通算勝率2割2分、連対率3割8分という高い数字を残した。

 重賞勝利数は98年かしわ記念、同年帝王賞などを制したアブクマポーロを始め65勝。同馬では97年東海ウインターS(G2)でJRA重賞も勝利した。03年には南関東リーディングトレーナーに輝いた。

 キトゥンズルンバが引き揚げてきた装鞍を終えて、同師は「この1頭といえば、やはりアブクマポーロですね。基本的に(大レースなど)勝ってくれる馬をすぐ(開業して2年目)に管理したので、競馬をなめてしまう部分もあったが、色々と教えてもらい仕事ができるようになった。それからはバタバタとしてきたが、無事で走るのをモットーとしてきたが、ある程度はいけたかな。割とラッキーでしたね」と笑顔で27年間を振り返った。

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