【ダービー卿CT予想】過去10年で4・5番人気馬が6勝、中波乱傾向の一戦

2022年04月02日 06:35

ダービー卿CTに出走予定のインテンスライト(撮影:下野雄規)

 ハンデ戦らしく過去10年でいえば1番人気馬は2015年にモーリスが勝利したのみ。2着馬2頭のみという一方で、優勝馬は5番人気以内馬から出ている中波乱傾向の一戦。1〜3番人気馬が4勝に対して、4〜5番人気馬が6勝を記録している。ハンデ戦らしく前走で3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬が5勝というのは興味深い傾向だ。

 ◎インテンスライトは6歳牡馬。前走で同じ中山1600mで行われた3勝クラス特別の幕張Sに勝利し、それを含め中山競馬場芝1600mコースは7戦して3勝2着2回3着1回。先行力と器用に立ち回れるレースセンスを武器に、この条件では5着以下が1度もないコース巧者だ。祖母は最優秀2歳牝馬で、高松宮記念3着、天皇賞・秋4着。安田記念4着のスティンガー。近親にはレッドファルクスなどもいる快速ファミリーだ。今回は格上げ初戦となるが、ハンデ戦でもあり期待したい。

 〇ミッキーブリランテは昨年のニューイヤーS優勝馬。同じ中山競馬場芝1600m戦で行われた前走の東風Sは58キロを背負って半馬身差2着。この時はスタートでやや出負けしたことに加えて道中でハミを噛むようなシーンもあった。そのため、最後はやや伸びを欠くような格好になったが、今回はメンバー的にももう少し流れてくれそうだ。母は仏重賞勝ち馬で半弟にはダノンザキッドがいる血統で、結党面からもマイル適性は高そうだ。

 ▲フォルコメンは全4勝を1600mで記録しており、昨年9月に3勝クラスを卒業。前走の洛陽Sは好位を手応えよく追走していたものの4角手前から外に膨れ加減で、最後もジョッキーが追いづらそうだった。3代母はBCマイル2勝の名牝ミエスクで、母ミールはキングマンボの全妹という良血馬。この馬もハイペースは歓迎だ。

 京都金杯3着、マイラーズカップ3着の△カイザーミノル、この舞台を得意としている△ボンセルヴィーソ、昨年秋の京成杯オータムHで豪快な末脚を披露した△カテドラルもマークが必要な1頭だ。

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