現地時間2日、アメリカのオークローンパーク競馬場で行われたG3・ファンタジーステークス(3歳牝・ダ1700m・9頭立て)は、逃げた3番人気ユウギリ(Yuugiri、牝3、F.ジェルー騎手)が、直線で内を突いた6番人気ビギン(牝3、F.アリエータ騎手)に並びかけられてから、二枚腰を発揮。ユウギリが競り合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは1分43秒65(良)。
ユウギリは父Shackleford、母Yuzuru、母の父Medaglia d'Oro。従兄にエアアルマスやエアファンディタがいる血統。米国のR.ブリセット厩舎の管理馬。
オーナーブリーダーは「Yoshihara, Tsunebumi and Sekie」。吉原毎文氏は冠名“エア”の馬主として知られる(国内の馬主名義はラッキーフィールド)。
通算成績は5戦2勝。昨年11月のゴールデンロッドS(米G2)で2着、今年2月のハニービーS(米G3)で3着だったのに続き、重賞3回目の挑戦でこれが初制覇。
また、この勝利でロード・トゥ・ザ・ケンタッキーオークスのポイント獲得ランキング3位にランクイン。有力候補の一角に浮上した。ケンタッキーオークス(3歳牝・米G1・ダ1800m)は5月6日にチャーチルダウンズ競馬場で行われる。