1日、園田競馬場で行われた4R・F4二(ダート1400m)で、村井裕章騎手騎乗の2番人気ロードセンプー(牡3、兵庫・山口浩幸厩舎)が、4番人気フレンチハートに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒8(重)。同馬の勝利が新種牡馬ロードアヘッド産駒の地方、中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったロードセンプーは父ロードアヘッド、母ヒロムセンプー(その父シャンハイ)という血統。昨年11月のデビュー以来、13戦目の初勝利となった。
同馬の父ロードアヘッドは父フォーティナイナー、母Lisaleen(その父Northern Dancer)という血統の米国産馬。甥にバチェラーデューク Bachelor Duke(愛2000ギニー-愛G1)、近親にエルコンドルパサー(サンクルー大賞典-仏G1)などがいる良血。現役時代は重賞勝ちこそ無かったものの、99年新潟日報賞(OP・芝1200m)に勝ち、00年京都金杯(GIII)で3着するなどオープンで活躍。全6勝全てが芝1200mというスプリンターで、53戦6勝(うち地方1戦0勝)の成績を残した。
現3歳が初年度の新種牡馬で、10頭が血統登録。そのうち5頭が地方で、3頭が中央で競走馬登録されている。