京王杯SCで重賞5勝目をマークしたメイケイエール(撮影:下野雄規)
前走、京王杯SC(GII)を制し重賞5勝目を挙げた
メイケイエール(牝4、栗東・武英智厩舎)は放牧へ。10月2日に中山競馬場で行われるスプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)が秋の目標となる。
メイケイエールは父
ミッキーアイル、母シロインジャー、母の父
ハービンジャー。3代母は白毛馬
シラユキヒメで、同じ一族にはGI・3勝馬
ソダシや2019年レパードS覇者
ハヤヤッコなどがいる血統。
2020年8月に小倉競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー勝ち。続く小倉2歳S(GIII)、ファンタジーS(GIII)を勝利し、2歳GI・阪神JFにも出走。翌2021年の桜花賞
トライアル・チューリップ賞(GII)では
エリザベスタワーとの大接戦の末、同着優勝を果たした。
今年の始動戦となった
シルクロードS(GIII)では、後のGI覇者
ナランフレグらに1馬身以上の差をつける快勝。高松宮記念では17番枠からの発走、出遅れなどが重なったが鋭い末脚を伸ばして5着となり、続く京王杯SCでは大外枠から直線で力強く抜け出し、重賞5勝をマークした。通算成績は11戦6勝。