【日本ダービー 注目馬(16)】マテンロウレオ獅子奮迅 若武者とともに挑む夢の舞台

2022年05月27日 21:00

きさらぎ賞勝利時のマテンロウレオ(C)netkeiba.com

 5月29日に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。今年2月にGIII・きさらぎ賞を制したマテンロウレオ(牡3、栗東・昆貢厩舎)が、横山和生騎手との初コンビで栄光の舞台に参戦する。

 マテンロウレオは父ハーツクライ、母サラトガヴィーナス、母の父ブライアンズタイムという血統。通算成績は5戦2勝(うち重賞1勝)。

 昨年10月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。7番手の位置から上がり最速の末脚でここを快勝すると、2戦目に世代GI・ホープフルSに挑戦した。今年初戦となったきさらぎ賞で、再び上がり最速の末脚が炸裂。良血馬ダンテスヴューとハナ差の激闘を制し、重賞初制覇を果たした。

 マテンロウレオの二代母はレディダンジグ。同父の従兄弟には、2017年の日本ダービーで横山典弘騎手を背に先行策を取り、単勝14番人気の伏兵評価を覆し4着に激走したマイスタイルがいる。

 デビューから一貫して横山典弘騎手が鞍上をつとめていたが、今回は息子である横山和生騎手とタッグを組む。今春の天皇賞・春でタイトルホルダーを7馬身差の圧勝に導き、GI初制覇を果たした若武者がホースマンの夢舞台に挑む姿に注目したい。

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