今年2月の京都牝馬Sで重賞2勝目を挙げたロータスランド(C)netkeiba.com
栗東・辻野泰之厩舎の管理馬で、前走安田記念(GI)に出走したロータスランド(牝5)、カラテ(牡6)は近日中に放牧へ出される。「ともに夏休みへ。ロータスは斤量を背負うので、今年はサマーマイルシリーズには使いません。カラテは少しずつ距離を延ばしてみようと思っています」と辻野師はコメントした。
ロータスランドは父Point of Entry、母Little Miss Muffet、母の父Scat Daddyという血統の米国産馬。2021年3月から6月にかけて3連勝で米子S(L)を制してオープン入り。同年8月の関屋記念(GIII)を制覇。サマーマイルシリーズのチャンピオンに輝いた。今年2月の京都牝馬S(GIII)で重賞2勝目を挙げ、3月の高松宮記念(GI)ではスプリント初挑戦ながら2着に好走している。通算成績は15戦6勝。
カラテは父トゥザグローリー、母レディーノパンチ、母の父フレンチデピュティという血統。2020年12月に2勝クラスを勝利し、3連勝で2021年の東京新聞杯(GIII)を制した。今年1月のニューイヤーS(L)を勝利し、連覇を狙った今年2月の東京新聞杯で3着、続く中山記念(GII)では2着となった。通算成績は31戦6勝。