12日、京都競馬場で行われた京都ジャンプS(4歳上、JGIII・芝3170m)は、白浜雄造騎手騎乗の5番人気
キングジョイ(牡5、栗東・増本豊厩舎)が、逃げ込みを図る4番人気
ブロードキャスターをゴール前で1.3/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは3分31秒0(良)。さらに2馬身差の3着には1番人気
クールジョイが入った。
勝った
キングジョイは、父マーベラスサンデー、母プリンセスエイブル(その父ジェイドロバリー)という血統。全兄に同厩でJRA現6勝の
メイショウサライ(牡6)がいる。平地では18戦して未勝利だったが、昨年6月の障害転向2戦目で初勝利。小倉サマージャンプ(JGIII)でも2着に入っていた。通算成績25戦2勝(うち障害7戦2勝、重賞1勝)。
鞍上の白浜雄造騎手は
スプリングゲントで制した昨年の東京ハイジャンプ(JGII)に続くJRA重賞制覇で通算14勝目(すべて障害重賞)。管理する増本豊調教師はマサラッキで制した99年高松宮記念(GI)以来、約8年ぶりのJRA重賞制覇で通算11勝目となった。