今週の日曜日は、阪神競馬場でマーメイドS(GIII・芝2000m)が行われます。
昨年のマーメイドSは、10番人気のシャムロックヒルが逃げ切り勝ち。2着に5番人気のクラヴェル、3着に6番人気のシャドウディーヴァが入った三連単は「33万馬券」と大波乱になっています。
昨年が偶然だったかというとそうではなさそうで、近4年の勝ち馬は全て7番人気以下。どれも三連単で10万を超える配当を叩き出しているだけに、人気薄にも注意を払う必要があるでしょう。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の函館スプリントSでは、【残った馬】のナムラクレアとジュビリーヘッドがワンツーフィニッシュ。ナムラクレアは1番人気でしたが、ジュビリーヘッドが7番人気で馬単3850円と好配当となりました。
また、昨年のマーメイドSでは【注目の穴馬】だったクラヴェルが5番人気2着と健闘しています。今週もケシウマの【残った馬】、【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、マーメイドS「消去条件」のうち1つを無料公開します。
【条件】
前走ローカル戦で斤量54キロ以下かつ1着馬からの着差が0.6秒以内(ただし、前走上がり1位馬は除く)
[0-0-0-15]複勝率0%
該当馬:ソフトフルート、ホウオウエミーズ
(過去の主な該当馬:21年サンクテュエール4人気11着、18年レイホーロマンス1人気6着、トーセンビクトリー5人気15着)
過去10年では、前走が中央4場だった馬が9勝2着7回なのに対して、ローカル場からの臨戦馬は1勝2着3回どまり。出走頭数に差はあるものの、勝率・連対率・複勝率ともにローカル組は劣勢です。
そして特に危ういのが、前走の斤量が54キロ以下で0.6秒以内と好走していたタイプ。レースレベルのわりには、ハンデが微妙に重くなってしまったりするのでしょう。前走で上がり1位の鋭い決め脚をみせていた馬を除くと、評価を下げてみたいところです。
上位人気が予想される、ソフトフルートが消去データに該当しました。
本馬は現5歳の牝馬ですが、3歳時には秋華賞に出走。デアリングタクトが牝馬三冠を達成した舞台で、3着と世代トップクラスの能力を示した馬です。
同年のエリザベス女王杯(GI・阪神・芝2200m)でも6着と健闘すると、3走後のシドニーT(3勝クラス・中京・芝2000m)を優勝。昨年のエリザベス女王杯では4着と掲示板を確保しており、GIIIであれば能力上位なのは間違いないでしょう。
ただ、前走の都大路S(L・中京・芝2000m)は1番人気ながらも4着に敗退。グレードの付かない競走で上がりも3位タイと、能力を出し切れていない感があります。
元々1勝目を挙げるまでには5戦を要しており、良くも悪くも相手なりのタイプ。今回も取りこぼす可能性は考えておいた方が良さそうです。
さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中。重賞レースの参考に、ケシウマの予想バイブルを是非お役立てください。