フランスへの遠征を敢行した大野拓弥騎手(C)netkeiba.com
現地時間19日、フランスのシャンティイ競馬場で行われた仏オークス(3歳牝・G1・芝2100m)は、英オークス3着馬ナシュワ(Nashwa、J&T・ゴスデン厩舎)が勝利。鞍上のホリー・ドイル騎手は女性騎手による同競走初制覇という歴史的快挙を成し遂げた。
日本から遠征中の大野拓弥騎手は、清水裕夫厩舎の管理馬フォールインラブ(牝3、Fall In Love)とのコンビで仏オークスに初参戦。同馬は前走の条件戦で4着、17頭立てのうち15番人気という伏兵評価を受けていたが、インコースから馬群を捌いて進出し、5着に健闘した。
大野拓弥騎手は1986年生まれ、埼玉県出身。2005年にジョッキーとしてデビューし、2011年の中日新聞杯でコスモファントムに騎乗し重賞初制覇。2014年にはスノードラゴンとのコンビでGI初制覇を果たした。今月12日、現地で初騎乗初勝利をおさめている。フランスへの遠征は8月いっぱいまでを予定。