13日、水沢競馬場で行われた阿久利黒賞(3歳、ダート1600m、1着賞金250万円)は、ハナを奪った菅原勲騎手騎乗の2番人気{horse=2004100514:セイントセーリング}(牡3、岩手・鈴木七郎厩舎)が直線に向いて後続を突き放し、3番人気ハルサンヒコに6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分43秒9(良)。さらに2馬身差の3着には4番人気ワクワクヨークンが入り、1番人気ネバーオブライトはさらにクビ差の4着だった。
勝ったセイントセーリングは、父キングヘイロー、母ブルーサファイア(その父Damascus)という血統。昨年6月のデビュー戦(盛岡・芝1000m)を制し、2戦目はJRAのマリーゴールド賞(OP、新潟・芝1400m)に出走して8着。その後は岩手で着実に勝ち星を伸ばし、今年1月の金杯(水沢・ダート1600m)で重賞初制覇を果たしていた。通算成績12戦5勝(うちJRA1戦0勝、重賞2勝)。