インゼルレーシング初出走初勝利を飾ったクリダーム(C)netkeiba.com
6月12日に函館競馬場で行われた2歳新馬戦(5R、芝1200m)を勝利したクリダーム(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)は、7月16日に函館競馬場で行われる函館2歳S(2歳・GIII・芝1200m)へ向かう。鞍上は引き続き武豊騎手が務める予定。
クリダームは父ハーツクライ、母ブーケトウショウ、母の父サクラバクシンオー。2代母マザートウショウは1992年の函館3歳S(GIII)を含む重賞3勝馬。
同馬を所有する株式会社インゼルサラブレッドクラブ(馬主名義・インゼルレーシング)は昨年設立された一口馬主クラブ。今年の日本ダービー(GI)を武豊騎手鞍上のドウデュースで制したキーファーズ・松島正昭オーナーの息女、松島悠衣氏がクラブの代表を務めている。
クリダームのデビュー戦がインゼルレーシングにとって所有馬の初出走。レースでは道中2番手の位置から直線で力強く抜け出して後続の追撃を封じ、同クラブ初出走初勝利の快挙となった。