2014年のドバイデューティフリーを勝利した当時のジャスタウェイ(撮影:高橋正和)
7月23日に小倉競馬場で行われる2歳新馬戦(5R、芝1200m)で、大和屋暁オーナーが所有するプリティジェニー(牝2、栗東・西村真幸厩舎)が初陣を予定している。
プリティジェニーは父ジャスタウェイ、母マダムジェニファー、母の父ヘニーヒューズ。4代母は1983年のオークス馬ダイナカールで、同じ一族にはエアグルーヴ、ルーラーシップ、ドゥラメンテ、オレハマッテルゼなど名馬がずらりと並ぶ血統。
オーナーの大和屋暁氏は脚本家であり、自身の脚本担当作に縁のある名が付けられている所有馬が多く、ジャスタウェイもそのうちの1頭である。同馬は2013年の天皇賞・秋で女傑ジェンティルドンナに4馬身差をつける圧勝を飾り、翌2014年のドバイデューティフリーでは従来のレコードタイムを2秒以上も更新する圧勝。その後、帰国初戦となった安田記念も制し、GIを3勝する大活躍を見せてJRA最優秀4歳以上牡馬を受賞した。
プリティジェニーの鞍上は、父ジャスタウェイが天皇賞・秋とドバイデューティフリーを制した際に手綱を執った福永祐一騎手がつとめる予定となっている。