函館2歳Sに出走するクリダーム(ユーザー提供:あずベルさん)
7/16(土)は福島・小倉・函館の3場開催。15日正午の馬場発表は福島と小倉が芝稍重・ダート重、函館が芝・ダート共に良。16日の天気は福島が雨時々曇り、小倉が雨のち晴れ、函館が曇り時々雨の予報となっている。
■2歳世代最初のJRA重賞・函館2歳S
函館11Rは芝1200mの函館2歳S(GIII)。2歳馬にとって初のJRA重賞で、武豊騎手とコンビを組むクリダーム、同舞台の新馬戦を逃げて快勝したスプレモフレイバー、ダート1000mの新馬戦を圧勝したオマツリオトコなどが参戦する。
■函館最終の1勝クラスにファンタジアなど
函館12Rは芝2600mの3歳以上1勝クラス。祖母がフサイチパンドラという良血のハービンジャー産駒ファンタジアは、前走長期休養明けながら3着。叩き2走目で勝ち上がりなるか。対するは、タイムフライヤーの弟タイムオブフライト、初勝利を狙うシングマイハートなど。
■小倉9R・都井岬特別は3歳馬が中心
小倉9Rは芝2000mの都井岬特別。牝馬限定の1勝クラスで、チューリップ賞7着以来の休み明けとなるステイフーリッシュの妹ラリュエル、ブエナビスタの姪であるエーデルブルーメとエピプランセスなど3歳馬が人気を集めることになりそうだ。
■福島5Rでヤングローゼスがデビュー
福島5Rは芝1800mの新馬戦。ヤングローゼスはセレクトセールにて1億2100万円で取引されたエピファネイア産駒。調教で年長馬相手に見劣らない動きを見せており、初戦から期待できるだろう。鞍上は戸崎圭太騎手。
■小倉5Rの新馬戦はエルモサミオに注目
小倉5Rは芝1800mで行われる牝馬限定の新馬戦。ここはキタサンブラック産駒エルモサミオに注目したい。米G1・2勝馬ファッションプレートを母に持つ血統で、セレクトセールにて5500万円で取引された。調教の動きが良くいきなり走ってきそうだ。鞍上は川田将雅騎手。
■福島4R・障害OPでフォワードカフェが長期休養明け
福島4Rは障害オープン。フォワードカフェは2020年の中山大障害6着以来、実に1年6か月ぶりの復帰戦となる。対するは、ラヴズオンリーユーの兄ジンゴイスト、小牧加矢太騎手と初コンビのマイサンシャインなど。
■福島1Rの障害未勝利で5頭が障害デビュー
福島1Rで行われる障害未勝利で、グレンガリー、シゲルアライグマ、フルートフルデイズ、ペールエール、ペオースの5頭が障害初戦となる。
■M.デムーロ騎手が区切りの勝利まであとわずか
M.デムーロ騎手はJRA通算1200勝まであと3勝で、本日は福島で6鞍に騎乗する。