今週の日曜日は、函館競馬場で函館記念(GIII・芝2000m)が行われます。
夏競馬の名物レースである函館記念は、もはや「波乱」の代名詞。昨年は2番人気のトーセンスーリヤが制しましたが、2着14番人気、3着12番人気と入り、三連単は「20万超え」の特大配当となりました。
一昨年は特に印象的で、15番人気のアドマイヤジャスタが1着、13番人気のドゥオーモが2着となり、各券種で軒並み高配当を記録。今年もフルゲートの混戦模様だけに、大荒れとなる可能性は十分といえるでしょう。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先々週のラジオNIKKEI賞では、【注目の穴馬】として推奨したショウナンマグマが8番人気で2着と激走。先月も函館スプリントSで【残った馬】のナムラクレアとジュビリーヘッドがワンツーフィニッシュするなど、推奨馬が好走しています。
今週もケシウマの【残った馬】、【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、函館記念「消去条件」のうち1つを無料公開します。
【条件】
当日斤量57.5キロ以上(ただし、前走主要4場の重賞3着以内馬は除く)
[0-0-0-10]複勝率0%
該当馬:サンレイポケット
(過去の主な該当馬:21年カフェファラオ1人気5着、19年エアスピネル4人気13着、17年マイネルミラノ4人気11着)
過去10年では、当日の斤量が53キロ以下の軽ハンデ馬が[0-3-1-18]と未勝利。では、斤量の重い馬が優勢かといえば、57.5キロ以上馬も[1-2-1-10]と実績ほどの結果を残せていないのが現状といえるでしょう。
例外は、過去傾向からも前走が主要4場(東京・中山・京都・阪神)の重賞で3着以内と好走していた馬だけとしたいところです。
上位人気が予想される、サンレイポケットが消去データに該当しました。
本馬は昨年夏の新潟大賞典(GIII)で重賞初勝利を挙げると、その後はGIでも2回連続の4着と強豪相手に健闘。今回のメンバーであれば圧倒してもおかしくない能力の持ち主です。
ただ、差し損ねるレースが多いのも事実で、新潟大賞典以降は勝ち星がありません。今回は函館の小回りコースだけに、決め手のなさが勝ち味の遅さに繋がる可能性は十分に考えられるでしょう。
函館記念はハンデ戦であり、これまでの実績を見込まれたサンレイポケットは単独のトップハンデ。中京競馬場で行われた前走の鳴尾記念でも3着と勝ち切れておらず、フルゲート16頭で頭数の多い今回はさらに取りこぼす可能性が高まりそうです。
さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中。重賞レースの参考に、ケシウマの予想バイブルを是非お役立てください。