20日、中京競馬場で行われた東海S(3歳上、GII・ダート2300m)は、武幸四郎騎手騎乗の2番人気
メイショウトウコン(牡5、栗東・安田伊佐夫厩舎)が後方追走から外に持ち出し、11番人気
ワンダースピードに1/2馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは2分26秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着に6番人気
シャーベットトーンが入り、1番人気
キクノアローは9着に敗れた。
勝った
メイショウトウコンは、父マヤノトップガン、母ルナースフィア(その父ジェイドロバリー)という血統。半兄に04年阪神JS(JGIII)、05年京都JS(JGIII)で2着に入った
ローレルロイス(父ジェニュイン)がいる。
04年12月のデビューから初勝利を挙げるまで13戦を要したが、初ダート戦となった06年8月の3歳上500万下(札幌・ダート1700m)で2勝目を挙げてから一変。今年1月の平安S(GIII・ダート1800m)で初重賞制覇を果たし、フェブラリーS(GI)11着、
アンタレスS(GIII)3着を経てここに臨んでいた。通算成績26戦6勝(重賞2勝)。
鞍上の武幸四郎騎手は今年の青葉賞(GII、
ヒラボクロイヤル)に続くJRA重賞制覇で今年3勝目、通算22勝目。管理する安田伊佐夫調教師は
メイショウトウコンで制した今年の平安S(GIII)以来のJRA重賞制覇で今年2勝目、通算23勝目。