重賞2勝馬オーシャンブルーが骨折のため安楽死 2012年有馬記念でゴールドシップと「ステイゴールド産駒ワンツー」

2022年08月04日 20:18

2012年金鯱賞制覇時のオーシャンブルー(C)netkeiba.com

 2012年の金鯱賞(GII)と2014年の中山金杯(GIII)を勝利、2012年の有馬記念(GI)2着などの実績を持つオーシャンブルーが馬房内で左後肢を骨折し、安楽死処置が施された。14歳だった。4日、けい養先のYogiboヴェルサイユリゾートファームがホームページ上で発表した。

 オーシャンブルーは父ステイゴールド、母プアプー、母の父Dashing Bladeという血統。

 2011年2月に小倉競馬場で行われた3歳新馬戦でデビュー。3戦目の未勝利戦を勝ち上がると、続く樟葉特別(500万下)と阿賀野川特別(1000万下)を連勝し、3歳シーズンを終えた。降級後、2012年8月に西部スポニチ賞(1000万下)を制し、同年10月の大原S(1600万下)を制しオープンクラス入り。同年の金鯱賞では12頭立てのうち半数が単勝10倍を切る混戦ムードの中、道中8番手追走から他馬との追い比べの末に重賞初制覇。続く有馬記念では、最終直線の大外からゴールドシップとルーラーシップが強襲するなか、馬群中央から抜け出しを図り、GI初挑戦ながら2着に好走を果たした。

 2013年3月の日経賞(GII)に出走後、馬房内で左前脚を打撲し、シンガポールへの招待を辞退し休養に入り、秋競馬から再始動。4歳時は計4戦で終えたが、翌2014年1月の中山金杯では57.5kgのトップハンデをものともせず、カルドブレッサ、ディサイファ以下を抑えて重賞2勝目を飾った。通算成績は30戦7勝。

 現役引退後は2016年から種牡馬入り。2020年シーズンで種牡馬を引退し、その後はYogiboヴェルサイユリゾートファームで余生を過ごしていた。

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