ホロシリ乗馬クラブでのライブリマウント(ユーザー提供:ふなさん、2013年9月10日撮影)
中央競馬と地方競馬の指定交流競走が増設された1995年の帝王賞、南部杯などに優勝し、同年の最優秀ダートホースおよびNARグランプリ特別表彰馬に輝いたライブリマウントが死亡したことがわかった。ジャパン・スタッドブック・インターナショナルがホームページ上で発表した。
ライブリマウントは父グリーンマウント、母シナノカチドキ、母の父ファーザーズイメージという血統。
1993年11月14日にデビューを迎え、ダートで勝ち星を重ねた。1994年11月の花園S(1500万下)でオープンクラス入りを飾ると、そこから連勝街道を歩み、同年のウインターS、翌1995年の平安S、フェブラリーSを連勝。さらに白星を重ね、帝王賞、ブリーダーズGC、南部杯、と地方指定交流重賞を制覇した。
現役引退後は種牡馬となり、2004年のダイオライト記念とオグリキャップ記念の覇者ミツアキタービンなどを送り出した。6年間の供用の後に乗馬へ転向し、2012年公開の映画「のぼうの城」にも出演。その後、功労馬として新ひだか町のオギオギ牧場で余生を過ごしていた。