2018年のドバイシーマクラシックを圧勝したホークビル(撮影:高橋正和)
栗東・友道康夫厩舎に所属する良血馬エメトアムール(牝2)が、9月3日の札幌5R(芝1500m)でデビューを予定している。
エメトアムールは父Union Rags、母Trensa、母の父Giant's Causewayという血統の米国産馬。
半兄は2016年のエクリプスS(英G1)と2018年のドバイシーマクラシック(首G1)を制したホークビル(Hawkbill)。ドバイではレイデオロ、モズカッチャン、サトノクラウンなど日本からGI馬が3頭参戦したほか、ポエッツワードやベストソリューションなど海外の強豪馬が揃うなか、後続に3馬身差をつける圧勝劇を見せた。現役引退後は種牡馬入りを果たし、2020年からは日本で供用されている。
父Union Ragsは2012年のベルモントS(米G1)覇者。また、エメトアムールの全兄Free Drop Billyは2017年のBCフューチュリティ(米G1)を制している。アメリカ生まれの良血馬の初陣に、要注目である。