関屋記念で待望の重賞初制覇を飾ったウインカーネリアン(撮影:下野雄規)
14日に新潟競馬場で行われた関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)は、今年の安田記念(GI)で1番人気に支持されたイルーシヴパンサーや、2歳時に無傷三連勝でホープフルS(GI)を制し2020年のJRA最優秀2歳牡馬を受賞したダノンザキッドなど、好メンバーが揃う一戦となった。
13日、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品氏、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二氏が自身のYouTubeチャンネルに関屋記念の予想動画をアップロード。両者ともに三浦皇成騎手鞍上のウインカーネリアン(牡5、美浦・鹿戸雄一厩舎)を本命馬に指名した。
粗品氏は「いつ重賞を取ってもおかしくない」「この夏一番自信があるかもしれません」とコメント。また斉藤氏は買い方について、対抗馬にダノンザキッドを挙げ、「この2頭が3着を外すことが考えられない」と2頭のワイド一点勝負を宣言した。
レース本番では、単勝12番人気の伏兵シュリが先手を主張し、12番枠からウインカーネリアンが2番手に取り付いた。稍重馬場のなか、前半1000mの通過は60.3秒。最終直線では、手応えを残すシュリとの差をウインカーネリアンが一完歩ずつ詰めていき、シュリに3/4馬身差をつけて勝利。重賞初制覇を果たした。また、上がり3ハロン32.6秒の末脚で伸びたダノンザキッドが3番手で入線。斉藤氏の「ワイド一点勝負」は見事に的中となった。