ドバイの地で海外重賞連勝を果たしたステイフーリッシュ(c)netkeiba.com、提供:At The Races
8月28日にドーヴィル競馬場で行われるドーヴィル大賞(仏G2)に出走予定のステイフーリッシュ(牡7、栗東・矢作芳人厩舎)が、仏・シャンティイの清水裕夫厩舎に到着。16日、JRAがホームページ上で発表した。
日本時間14日の22時53分に成田国際空港を出発。現地時間15日の6時39分(日本時間13時39分)、フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港に到着し、現地時間10時30分(日本時間17時30分)、清水裕夫厩舎に移動した。
【藤田俊介調教助手のコメント】
「海外遠征は4ヶ国目ということもあって、飛行機での輸送も慣れています。
事故なく輸送は成功しました。1日か2日ほどゆっくりさせてから、レースに向けた調整を開始します」
ステイフーリッシュは父ステイゴールド、母カウアイレーン、母の父キングカメハメハ。伯父にGIを2勝した快速馬ブラックホーク、伯母に2007年NHKマイルカップ(GI)覇者ピンクカメオがいる血統。
2017年にデビュー戦を白星で飾り、続くホープフルS(GI)で3着に好走。以降コンスタントに中・長距離重賞路線へ出走を重ね、2018年の京都新聞杯(GII)を制するなど実績を残している。
今年2月にはサウジアラビアへ遠征を敢行。芝3000mのレッドシーターフH(沙G3)を逃げ切り、海外重賞初制覇を飾った。そのまま海外を転戦し、3月のドバイワールドカップデーでは芝3200mのドバイゴールドC(首G2)に出走。ゴール前で抜け出たマノーボ(Manobo)を差し返して海外重賞連勝を果たした。
同馬はドーヴィル大賞出走後、10月2日に仏・パリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(仏G1)への参戦を予定している。
(JRAのホームページによる)