タイキシャトル産駒オルダージュが父の追悼競走に出走(撮影:小金井邦祥)
8月17日に死亡したタイキシャトルを追悼するため、JRAは今週土曜の各競馬場のメインレースを「タイキシャトル追悼競走」の副題を付して実施する。
計3レースが組まれている追悼競走だが、このうち小倉11Rの別府Sにおいて、タイキシャトル産駒の
オルダージュ(セ6、美浦・青木孝文)が出走を予定している。
オルダージュは父タイキシャトル、母カリオンレディ、母の父キングカメハメハ。近親に名牝
ヒシアマゾンがいる血統。
2018年10月にデビューし、同年12月に初勝利。その後、なかなか勝ちきれない競馬が続いたが、2020年11月に約2年ぶりとなる勝利をあげた。翌年5月には邁進特別(2勝クラス)で3勝目をあげ、これが直近で最後の勝ち星となっている。通算成績は35戦3勝。
タイキシャトルは2002年から産駒がJRAでデビュー。今年で産駒出走21年目を迎え、デビュー年から昨年まで20年連続でJRAの競走で勝利をあげている。昨年は朱雀Sの
コロラトゥーレや清秋ジャンプSの
ベイビーステップなど7勝をあげたが、今年はまだ勝ち星を掴んでいない。タイキシャトル産駒がタイキシャトル追悼競走で産駒の今年初勝利を手にするか、注目したい。