26日、中京競馬場で行われた白百合S(3歳OP・芝1800m)は、武豊騎手騎乗の3番人気オースミダイドウ(牡3、栗東・中尾正厩舎)がスタートから先手を奪うと、2番手から差を詰めた4番人気コンティネントをクビ差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは1分47秒2(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には7番人気ビンチェロが入った。1番人気メイショウレガーロは6着。
勝ったオースミダイドウは、父スペシャルウィーク、母が97年フェアリーS(GIII)2着のストームティグレス(その父Storm Cat)という血統。昨年6月の新馬戦(京都・芝1200m)を5馬身差で圧勝し、続く野路菊S(OP、中京・芝1800m)、デイリー杯2歳S(GII・芝1600m)と3連勝を飾った。しかし1番人気で臨んだ朝日杯FS(GI)3着後に骨折が判明。5か月の休養を経て出走した前走のNHKマイルC(GI)では2番人気に推されるも12着に大敗しており、今回が約7か月ぶりの勝利となった。通算成績6戦4勝(重賞1勝)。