3億円馬オープンファイアが中京芝2000mで初陣 ディープインパクト産駒最終世代がついに始動

2022年08月24日 21:52

8月23日、栗東でのオープンファイアの様子(撮影:井内利彰)

 2021年の1歳セレクトセールにて3億円で落札されたオープンファイア(牡2、栗東・斉藤崇厩舎)が、9月11日に中京5R(芝2000m)でデビュー予定。

 管理する斉藤崇師は、「順調に乗り込めています。馬格もあって柔らかさがある。しなやかさはディープっぽいですね」と期待を寄せる。

 オープンファイアは父ディープインパクト、母ゴーマギーゴー、母の父Ghostzapperという血統。母のゴーマギーゴーは、ガルフストリームパークオークス(米G2)、ブラックアイドスーザンS(米G2)を勝利している。また、母の父であるGhostzapperは海外9勝を挙げ、2004年の米年度代表馬に選出された名馬であり、ディープインパクト産駒で同じ母の父を持つ馬には、昨年の金鯱賞(GII)覇者ギベオンがいる。

 日本で走るディープインパクト産駒最後の世代となる現2歳馬は、牡馬2頭牝馬4頭のわずか6頭。セレクトセールでは、スイープトウショウの2020が2億円、ワッツダチャンセズの2020が1億2000万円といった高額で取引されている。その中でも、オープンファイアは最も高額な3億円で落札されており、高い評価を受けていた事が窺える。日本競馬界で大活躍をおさめてきたディープ産駒最後の大物として、数々の名馬たちに続く活躍ができるのか、初陣に要注目である。

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