アサクサゲンキが連覇達成(c)netkeiba.com
27日、小倉競馬場で行われた小倉サマージャンプ(3歳上・JGIII・障害3390m)は、中団から徐々に進出した石神深一騎手騎乗の1番人気アサクサゲンキ(セ7、栗東・音無秀孝厩舎)が、道中ハナに立って粘った2番人気メイショウウチデ(牡6、栗東・南井克巳厩舎)をゴール前で交わし、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分43秒2(良)。
さらに3/4馬身差の3着に6番人気マサハヤドリーム(セ10、栗東・今野貞一厩舎)が入った。なお、3番人気ポルトラーノ(セ6、美浦・萩原清厩舎)は4着。5番人気クライムメジャー(牡8、栗東・渡辺薫彦厩舎)、9番人気マイネルプロンプト(セ10、栗東・坂口智康厩舎)は競走中止となった。
勝ったアサクサゲンキは、父Stormy Atlantic、母Amelia、その父Dixieland Bandという血統。昨年の同レース以来となる1年ぶりの勝ち星を飾った。通算成績はこれで33戦7勝(重賞3勝)。
石神深一騎手はこの勝利で、史上初の障害重賞全10レース完全制覇、また史上3人目の障害重賞全6場制覇を達成した(変則開催の中京を合わせると7場制覇)。