現在は日本で種牡馬生活を送るダノンバラード(撮影:田中哲実)
28日、新潟競馬場で開催された新潟2歳S(GIII)は、戸崎圭太騎手が手綱を執ったキタウイング(牝2、美浦・小島茂之厩舎)が優勝。この勝利により、同馬の父ダノンバラードは産駒初のJRA重賞初制覇を果たした。
ダノンバラードは父ディープインパクト、母レディバラード、母の父Unbridledという血統。Devil's Bag、Rahy、シングスピール、ダノンシャンティなどを輩出したBalladeの牝系に属する良血馬。
自身もJRA重賞を2勝したほか、2013年宝塚記念(GI)でゴールドシップの2着などの実績を持っており、現役引退後は2016年にレックススタッドで種牡馬入り。後に海外のオーナーに購買され、ディープインパクトの後継種牡馬として初めてイギリスで供用された。その後2018年にビッグレッドファームが買い戻し、2019年より再び日本国内で種牡馬生活を送っている。