【小倉2歳S】西園正師 シルフィードレーヴと同一レース3勝目狙う

2022年09月01日 07:00

 同一レース3勝目を目指す西園師

 「小倉2歳S・G3」(4日、小倉)

 98年開業の西園正都調教師(66)=栗東=にとって、小倉2歳Sは思い出深い重賞だ。

 99年阪神ジャンプS(ヒサコーボンバー)を制していたが、平地重賞は01年小倉2歳Sのタムロチェリーが初めて。15頭立てのしんがり人気でつかんだ勝利だった。「驚いたけど、初めて重賞を勝ててうれしかったね。あの馬はのちに阪神JFを勝って最優秀2歳牝馬にも選ばれた。力があってこその勝利だったと思う」。12年には、英ダービーへの登録で話題となったマイネルエテルネルでV。「新馬戦を速い時計で勝ってね。あえてフェニックス賞は使わず、ここ一本に狙い撃ちしたんだ。結局はスプリンターだったけど、のちにオープンも勝ったし、力のある馬だった」と回顧した。

 今年は大人びた走りで新馬戦を快勝したシルフィードレーヴがスタンバイ。最終リハは栗東坂路で4F54秒2-39秒7-12秒4を記録。「攻めよりも実戦に行っていいタイプ。スタートが速いし、しぶとさもある。母父がクロフネでダートもこなせそうだし、下が渋るほど面白い存在になると思うよ」。スター候補とともに、同一レース3勝目を目指す。(デイリースポーツ・松浦孝司)

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