現地3日、アメリカのデルマー競馬場で行われたパシフィッククラシック(米G1・ダ2000m)に、デビュー以来無傷の連勝を続けるフライトライン(牡4、Flightline)が出走。主戦を務めるF.プラ騎手が手綱を執った。
レースでは序盤から積極策を取って後続を突き放し、最終直線でも差は詰まることなく、最終的に19.1/4馬身差をつけての圧勝劇でデビュー5連勝(G1・3連勝)を飾った。2着には今年のドバイワールドカップ(首G1)覇者カントリーグラマー(牡5、Country Grammer)が入線。
フライトラインは父Tapit、母Feathered、母の父Indian Charlie。アメリカのJ.サドラー厩舎の管理馬。
昨年4月のデビュー戦を13.1/4馬身差、9月に迎えた2走目の条件戦で12.3/4馬身差をつけて連勝し、G1初挑戦となった昨年12月のマリブS(米G1)では、G1初挑戦ながら11.1/2馬身差をつけての圧勝劇を見せた。その後は後脚を痛めるアクシデントがあったものの、復帰戦のメトロポリタンH(米G1)では後続に6馬身差をつけて快勝し、距離延長で今回のレースに臨んでいた。通算成績は5戦5勝。