左からナムラクレア、浜中俊騎手(撮影:山中博喜)、ウインカーネリアン(撮影:下野雄規)
11日、サマーシリーズ最終戦となるセントウルS(GII)と京成杯オータムハンデ(GIII)が施行され、各部門の王者が決定した。
サマースプリントシリーズのチャンピオンは函館スプリントS(GIII)で1着、北九州記念(GIII)で3着となり合計14ポイントを獲得したナムラクレア(牝3、栗東・長谷川浩大厩舎)に決定。対象レースに3回出走しキーンランドC(GIII)を制したヴェントヴォーチェと、セントウルS覇者メイケイエールがそれぞれ12ポイントで同率2位となった。
サマーマイルシリーズのチャンピオンには、米子S(L)と関屋記念(GIII)を連勝したウインカーネリアン(牡5、美浦・鹿戸雄一厩舎)が輝いた。中京記念(GIII)で3着となり京成杯オータムハンデを勝利したファルコニアが14ポイントを獲得し2位にランクインしている。
サマージョッキーズシリーズ王者に輝いたのは浜中俊騎手。函館スプリントS優勝、函館記念(GIII)優勝、北九州記念3着により合計24ポイントを獲得した。2位には23ポイント獲得の川田将雅騎手、3位タイには22ポイント獲得の池添謙一騎手と西村淳也騎手がランクインした。
【浜中俊騎手のコメント】
「名誉あるシリーズを優勝することができて、馬と関係者、ファンの皆様に感謝しています。
今年は夏競馬を例年と違う北海道で騎乗して、その中で大きなレースを勝たせてもらいこのような結果を残すことができました。様々な良い刺激をもらい、充実した夏を過ごすことができました。
これからGIシリーズが始まるので、大きい結果を残せるように頑張りたいと思います。お客様にたくさんの声援をいただいて、我々ジョッキーの励みとなっています。これからも応援よろしくお願いします」
なお、サマー2000シリーズでは札幌記念(GII)覇者ジャックドールが12ポイントを獲得し順位上は1位となったが、規定ポイントである13ポイントに未達だったため「該当馬なし」となっている。
(JRAのホームページによる)