現地時間11日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたフォワ賞(4歳上・G2・芝2400m・6頭)は、道中最後方で脚を溜めたM.ヴェロン騎手騎乗のイレジーン(セ5、仏・J.ゴーヴァン厩舎)が、直線で間を割って追い込みを決め、2着のバブルギフト(牡4、仏・M.デルザングル厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分36秒46(重)。

　さらにアタマ差の3着に逃げたベリーエレガント(牝7、仏・F.グラファール厩舎)が入った。

　武豊騎手とのコンビで出走したマイラプソディ(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は道中馬群の外を追走するも、直線で力尽き6着に終わった。

　勝ったイレジーンは、父Manduro、母Inanga、その父Oasis Dreamという血統。重賞はこれが2勝目。