ダニエルウィルデンシュタイン賞が行われたパリロンシャン競馬場
現地時間1日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたダニエルウィルデンシュタイン賞(3歳上・G2・芝1600m)は、馬群の後方で脚を溜めたC.スミヨン騎手騎乗のエレヴァン(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)が、直線で内を突いて一気に抜け出し、C.ルメール騎手に導かれ外から追い込んだザレヴナント(セ7、仏・F.グラファール厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分43秒71(重)。
武豊騎手とのコンビで参戦したマイラプソディ(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は道中好位外目を追走するも、直線で後退し最下位の10着に終わった。
勝ったエレヴァンは、父Dubawi、母Ervedya、その父Siyouniという血統。前走はG1のジャックルマロワ賞で3着に敗れキャリアで初めて土が付いたが、ここで巻き返して重賞2勝目を挙げた。通算成績は5戦4勝。