1年4カ月ぶりの復帰戦を制したスペースフライト(左)=撮影・中山伸治
「JRA交流・円山川特別」(6日、園田)
開催2日目の11Rで、JRA6頭、地元4頭の計10頭により、距離1400メートルで争われた。永島まなみ騎乗で5番人気の
スペースフライトが、3角から先頭に立って押し切った。2着は1番人気の
バイス、3着には2番人気の
プリティインピンクが入り、JRA勢が上位独占した。
レースは
グッドステージ、サウンドウィッシュ、
スペースフライトの3頭がスタートからハナを争った。向正面から3番手外の
スペースフライトがスパートすると、最後は後続に3馬身差をつけて快勝した。
初めてコンビを組んだ永島は「長期休養明けで道中の反応は鈍かった。その分、早めに仕掛けて粘り切った。能力のある馬だと思う」と振り返った。父の太郎さんが調教師を務める園田では、6月16日の交流戦以来となる通算3勝目。「育った場所で勝ててうれしい」と喜んだ。
管理する佐々木師は「1年4カ月ぶりで、よく勝った。仕上がりは良かったし、デビュー2戦目で勝っているから能力はある。ジョッキーには『4角がゴールのつもりで』と伝えて、その通りになった」と会心のレースに満足した。