今年の川崎記念を制したチュウワウィザード(撮影:高橋正和)
2020年チャンピオンズCなどダートGI・4勝をあげた
チュウワウィザード(牡7・栗東・大久保龍志厩舎)が、13日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道新冠町の優駿スタリオン
ステーションで種牡馬となる予定。同日にJRAが発表した。
チュウワウィザードは父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム、母の父デュランダル。いとこに
2018年のJRA最優秀ダートホース
ルヴァンスレーヴがいる血統。
2018年2月にデビューし、初勝利。同年12月の名古屋グランプリで重賞初制覇、翌年11月にはJBCクラシックでGI級競走初制覇を果たした。2020年には川崎記念とチャンピオンズCを、2022年には2度目の川崎記念優勝を果たし、現役時代に4度GIを制した。また、海外でも活躍の場を広げ、ドバイワールドカップでは2年連続で馬券圏内に好走した。
通算成績は26戦11勝(うち地方11戦5勝、海外3戦0勝)。総獲得賞金は10億5219万円(うち地方3億5600万円、海外4億1619万7000円)。
(JRAのホームページより)