サトノアラジン産駒が海外の地で重賞初制覇 ニュージーランド産のグランドインパクトが無傷3連勝

2022年10月14日 20:21

2017年安田記念勝利時のサトノアラジン(撮影:下野雄規)

 現地時間10月12日、オーストラリアのコーフィールド競馬場で行われたブルーサファイアS(3歳・豪G3・芝1200m)は、デビューから2連勝を挙げていたグランドインパクト(牡3、Grand Impact)が勝利。無傷の3連勝で重賞初制覇を果たした。

 グランドインパクトは父サトノアラジン、母Serena Slam、母の父Swiss Aceという血統のニュージーランド産馬。

 父サトノアラジンは全姉に2014年エリザベス女王杯(GI)覇者ラキシスがいる良血馬。2013年に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、同年のラジオNIKKEI杯(GIII)と翌2014年の共同通信杯(GIII)で3着、2015年のエプソムC(GIII)と富士S(GIII)でいずれも2着などマイル重賞路線で好走を重ね、2016年の京王杯SC(GII)で重賞初制覇。さらに翌2017年の安田記念(GI)で悲願のGI初制覇を飾った。

 現役引退後は社台SSで種牡馬として供用されており、現3歳世代が初年度産駒。またシャトル種牡馬としてニュージーランドでも供用されており、グランドインパクトの勝利によって、これが産駒の初重賞制覇となった。

 豪競馬メディア『Racing.com』によると、次走は29日行われるクールモアスタッドS(豪G1)を予定しているとのこと。

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