フィレット(手前)が首差で勝利(カメラ・恩田 諭)
10月15日の新潟5R・2歳新馬(芝1600メートル、牝馬限定=17頭立て)は1番人気の
フィレット(牝2歳、栗東・藤岡健一厩舎、父
エピファネイア)がゴール前で首差抜け出して初戦を飾った。勝ちタイムは1分35秒2(良)。
6番手で直線に突入。やや口向きの悪さを見せながらも、追ってからは軽快に脚を回転させて、最後は首差で勝ちきった。「馬を気にするところがあると聞いていたので、(道中の)外に馬がいなくてプレッシャーがなかった。トモ(後肢)がはまってくれば動きもいいですし、リズムが良かった」と横山琉人騎手。新潟の長い直線で末脚を発揮しての初戦Vだった。
叔父に
シリウスS・G3、名古屋大賞典・交流G3勝ちの
ロードゴラッソ、伯母に北九州記念・G3、京阪杯・G3でともに2着の
レディルージュがいる血統。次走は未定だが、高い能力を初戦から発揮した。