10月15日の東京9R・プラタナス賞(2歳1勝クラス、ダート1600メートル=8頭立て)は、単勝1・8倍で1番人気の支持を集めた
トレド(牡、美浦・池上昌和厩舎、父ヘニーヒューズ)が、後続に7馬身差をつけるワンサイドゲームでデビュー2連勝を飾った。勝ちタイムは1分36秒9(稍重)。
好スタートから馬なりですんなりと2番手に収まった。道中は折り合いもついてリズムのいい走り。4コーナーを抑え切れない手応えで進出すると残り400メートルから追い出しを開始。エンジンが点火して逃げた
ツインクルトーズ(5着)をあっさりとパスすると、あとは独壇場。最後は流す余裕も見せて圧勝劇を完結させた。
石川裕紀人騎手は「強かったですね。初戦が
スピード任せの競馬だったのでそれをどうコントロールするか、2、3番手で競馬するという課題を持って臨みました。メンバーが強くなってどういう競馬ができるかですね。まだ外に張ったり幼いところあるのでその辺もこれからですね」と振り返った。池上調教師は「強かったですね。スムーズな競馬だったのでまだ経験しなきゃいけないことがありますね」と今後を見すえた。今後は状態を見ながら全日本2歳優駿(12月14日、川崎)を目標に調整される。