10月15日に行われたチャンピオンS・英G1(
アスコット競馬場、芝1990メートル=9頭立て)で圧倒的な人気を集めた英国馬の
バーイード(牡4歳、W・ハガス厩舎、父
シーザスターズ)だったが4着に終わった。
G1レース6連勝を含む10戦10勝と完ぺきなキャリアで臨んだ引退レースは道中、中団後方を追走。勝負どころから徐々に進出して迎えた直線だったが、稍重馬場の影響かいつもの強烈な伸びは影を潜め、ジリジリとしか伸びなかった。ラストランを勝利で飾ることはできず11戦10勝でターフを去ることになった。
大金星を挙げたのは同じ英国馬の
ベイブリッジ(牡4歳、M・
スタウト厩舎、父
ニューベイ)。G1はプリンスオブウェールズS(2着)、エクリプスS(5着)に続く3度目の挑戦で初タイトルを手にし、通算成績を10戦6勝とした。