前走の白山大賞典で重賞2勝目を挙げたケイアイパープル(撮影:稲葉訓也)
11月3日に盛岡競馬場で行われるJBCクラシック(3歳上・JpnI・ダ2000m)に登録のあるケイアイパープル(牡6、栗東・村山明厩舎)は、同競走への出走を見送って、当初の予定通り12月8日に行われる名古屋グランプリ(3歳上・JpnII・ダ2100m)へ向かう公算が大きい。
ケイアイパープルは父パイロ、母アルヴェナ、母の父Seeking the Goldという血統。
2019年4月に阪神競馬場で行われた3歳未勝利戦でデビュー。初陣を白星で飾り、同年9月に2勝目を挙げると、4歳時の5月に2勝クラスと3勝クラスを連勝しオープンクラス入りを果たした。昨年8月の阿蘇S(OP)、9月のラジオ日本賞(OP)を連勝し、今年2月の佐賀記念(JpnIII)で重賞初制覇。10月4日に行われた白山大賞典(JpnIII)で2つ目の重賞タイトルを手にした。通算成績は24戦8勝。
なお、ケイアイパープルがJBCクラシックを回避する場合、今年のレパードS(GIII)覇者カフジオクタゴン(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が繰り上がり出走可能となる。